インフル、ノロ、胃腸炎!!発熱時や病気の時にはポカリがなぜいいのか?

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pokari

小さいころから、風邪を引いたり、熱を出したら脱水症状にならないように水分を取りなさい、

いや「ポカリスウェットを飲みなさい」と教えられてきました!

先日、不覚にもノロウィルスにかかったわたくしもお医者さんに「ポカリだけは飲んでね」と言われました。

なぜポカリスウェットは病気の時に飲まれるのでしょうか?

飲む点滴と言われている

ポカリスウェットは「飲む点滴」というコンセプトで作られています。

実際ポカリスウェットを作っている大塚製薬という会社は、医療現場で使われる点滴を作っていた会社です。

つまり、飲みやすいように甘くしてありますが、医療用飲料水として生まれた飲み物なんです。

脱水症状を防ぐために

熱が出ていたり、嘔吐や下痢の症状があると、発汗、吐しゃ物などでみるみるうちに体内の水分が失われています。

脱水症状になると、水分だけでなく電解質も失われてしまいます。

電解質が失われるとカリウムイオンやカルシウムイオンが失われ、神経や筋肉に悪い影響を及ぼし、脚がつったり、しびれや脱力などの症状が出てきます。

体力が失われ、脱水状態に陥ると、高齢者や子供の場合、また免疫力が著しく低下している場合成人でも命に関わる状態になったりします。

そこでカリウムイオンやカルシウムイオンなど、ミネラルがたくさん含まれたポカリスウェットが適した飲料水なんです。

水よりも電解質を含んでいるポカリを飲もう

脱水症状には水分と電解質どっちが多く失われているかで3タイプに分けられるそうです。

  1. 高張性脱水(体液の浸透圧が高くなるタイプ)
  2. 等張性脱水(体液の浸透圧が正常なタイプ)
  3. 低張性脱水(体液の浸透圧が低くなるタイプ)

汗や嘔吐で電解質を失った身体が、電解質の少ないお水やお茶を大量に飲むと、③の低張性脱水に陥るということです。

これは知らなかった!!!

やたら水を飲んで水分を補給すればというわけではなさそうですね。

カロリーもあり、栄養補給にもなる

特に独身男性なんかは自分でおかゆをつくったりできる人も少ないでしょう。
栄養のある食材を買ってきて食べやすいように調理、、、絶対に無理ですね。

そんなとき、炭水化物も糖分も含まれるポカリで数日なら栄養補給できます。

栄養成分表

100mlあたりの栄養成分
エネルギー:25kcal/タンパク質・脂質:0g/炭水化物:6.2g/ナトリウム:49mg/カリウム:20mg/カルシウム:2mg/マグネシウム:0.6mg

電解質濃度
陽イオン(mEq/l) Na+:21/K+:5 /Ca2+:1/Mg2+:0.5
陰イオン(mEq/l) Cl−:16.5/citrate3−:10/lactate−:1

原材料
砂糖、果糖ぶどう糖液糖、果汁、食塩、酸味料、香料、塩化K、乳酸Ca、調味料(アミノ酸)、塩化Mg、酸化防止剤(ビタミンC)

ホットポカリ

寒い時期、胃腸炎の時は温めてホットポカリにすることをおすすめします。

電解質や栄養素の吸収がよくなり、胃腸への負担も軽減されますので、30秒ほどレンジでチンしてみてください!

沸騰させるとビタミンCが壊れてしまうので沸騰させない程度に温めましょう。


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